この季節、お盆にはマイカーで実家に帰省する方も多いことと思います。
なるべくなら渋滞に巻き込まれないようにしたいものですが、夏季休暇を利用しての帰省となるとそうもいかないのが現実。
数10キロから、ひどいときには100キロを超える大渋滞はドライバーの体力も消耗しますし、集中力が途切れると眠気やイライラが募り、精神的にも大きなストレスになります。
渋滞時は、追い越し車線と走行車線の走行速度はあまり変わらないので、急いでいるからといって、むやみに車線変更すると、かえって大事故を引き起こす危険性も……。ですから、帰省ラッシュでは渋滞は避けられないものとして考え、心に余裕を持つことが重要になってくるのです。
さて、いったん渋滞に巻き込まれてしまったら、SAやPAに辿り着くまでに何時間もかかる場合があります。トイレは高速道路に乗る前に必ず同乗者全員が済ませ、飲み物や眠気覚ましのガム等はたくさん用意しておきましょう。
また、多重事故等による超大渋滞も考慮して、ガソリンは満タンにしておくとよいでしょう。
このように、「渋滞はあって当たり前」と考え、準備を万全にしておくことで、精神的に余裕が生まれます。とはいえ、どこまでも続く長い車列や前走車のブレーキランプばかり見ていると、やはり眠くなるもの。
窓を開けて換気をしたり、脇見運転にならない程度に遠くの景色に目を向けてみましょう。お気に入りの音楽を聴いたり、上半身を左右に回して軽くストレッチをしたりするのも気分転換になるかもしれませんね。
帰省ラッシュに臨むポイントのひとつは、スケジュールに余裕を持つこと。次に渋滞への準備を整えること。最後にドライバーは上手に気分転換をすること。この3つを心がけ、ホスピタリティドライブ(思いやり運転)でこの夏の帰省ラッシュを乗り切りましょう。
渋滞情報は、下記リンクをご参照ください。
首都高速道路「首都高の渋滞予想カレンダー」
NEXCO東日本「渋滞予報氏による渋滞予報&おでかけガイド」
NEXCO中日本「渋滞予測・おでかけガイド 2018夏」