近年ではガソリン代も高騰したまま高止まりしており、ドライバーにとってはなかなか頭が痛いところですよね。とはいえ、燃費の良い新車に乗り換えるのもそう簡単ではありません。そこでオススメされているのがエコドライブ。運転方法ひとつで燃費は変わってきます。また、エコドライブは燃費向上に加えて交通事故件数減少につながるという研究結果も出ています(自動車技術会「エコドライブ活動による燃費向上と交通事故低減」のデータより)。
エコドライブの基本は「少しゆっくり発進、車間距離にゆとりをもって早めのアクセルオフ」という運転方法です。つまり、慎重な運転をすることで、歩行者のとっさの動きに対しても冷静な判断と対応ができるようになるということ。まさに一石二鳥の運転法なのです。
2017年中の交通事故死者数のうち、65歳以上の高齢者の死者数は54.7%と約半数を占めています。いまや日本は超高齢社会ですので、そもそも高齢者の割合が高くなっているということも要因のひとつ。しかし、高齢者は心身機能が低下している上に、「車は歩行者を避けてくれるだろう」という意識が強い傾向があります。ドライバーはより注意を払わなければなりません。
日頃からエコドライブを心掛けることは、高齢者をはじめとする歩行者に対する思いやり運転にもつながります。ぜひ実践しましょう!
エコドライブの詳しい内容については「エコドライブ宣言」ページをご覧ください。