寒い冬の朝、車のエンジンがかかりにくくなってしまった経験はありませんか?また、うっかりライトを点けっぱなしにするなどしてエンジンがかからなくなってしまった経験はありませんか?
これらはバッテリーの機能低下が原因だと考えられます。
そんな「いざ!」という時の対処法をご紹介します。以下の方法を試してみましょう!
(1)ジャンピングスタート
ブースターケーブルを利用して他の車に電力を分けてもらう方法です。詳しくはJAFのサイトの『クルマのバッテリー上がりと応急処置』をご参照ください。
ブースターケーブルはホームセンターなどで買えますので、安全・緊急応急用品としてトランクルームに常備しておくと安心ですね。
(2)新しいバッテリーに交換
新しいバッテリーを購入できる環境にある場合は、新しいバッテリーに交換するのが一番簡単な方法です。
バッテリーの寿命は約2〜3年とされています。エンジンオイルの交換やバッテリー電圧のチェックなど定期的にメンテナンスを行い、特にエンジンルームは整備工場などでチェックをしておきましょう。真冬・真夏前に定期的な点検も防衛運転の一つになりますのでお忘れなく!
(3)JAFなど緊急応援ロードサービスを利用
外出先など周囲に頼れる人がいない環境で身動きが取れなくなってしまったら、この方法です。費用がかかってしまうのが難点ですが、助け合いの精神であらかじめ各サービスに登録しておくのも良いでしょう。
地域ごとに異なりますが、あらかじめ「寒冷地仕様車」を選択しておくのもひとつの選択です。寒冷地仕様車とは、冬季に氷点下を大きく下まわるような降雪地帯でも快適に使用できるように装備を搭載している車のことで、バッテリー容量およびオルタネーター(発電機)の発電能力が高くなっています。後ろの席へ効率よく温風を送るリヤヒーターダクトや大型のヒーターのブロアモーターなどの暖房機能が充実していたり、雪が降っている時などの視界が悪いときに後続車へ自分の車の存在をアピールするためのリヤフォグランプなどが追加されている車種もあります。
ぜひご自身に合った車種をご検討ください。