近年、地球温暖化防止のためのさまざまな取り組みが行われていますが、ドライバーのみなさんもエコドライブ術によって地球にやさしい運転をすることができます。
「エコドライバーになろう!」でも「エコドライブ10のすすめ」をご紹介していますが、車の燃費を上げ、CO2排出量を減らすためのカギとなるのが"アクセルワーク"です。
無駄にアクセルを踏み込んでエンジンをふかしたり急発進をしたり、これは雑なアクセルワークと言わざるを得ません。アクセルの踏み込みを上手にコントロールできること、つまり、丁寧なアクセルワークができることがエコドライバーへの第一歩です。以下、車の走行形態別にポイントがありますので、ぜひ実践しましょう。
@発進時【ふんわりアクセルでなめらかなスタートを】
エンジンがアイドリングの状態でブレーキから足を離すだけで車はゆっくりと前進します(クリープ現象)。この動きも有効活用して、アクセルを踏むまでにひと呼吸おくようなイメージでふんわりとアクセルを踏み始めましょう。
A巡航時【加速・減速の少ないアクセル一定の運転を】
足の裏全体でアクセルを踏み、その位置をキープすることで、速度の変動が少なくなるように心がけましょう。足の先でアクセルを踏むとアクセルペダルが上下しやすく、速度が安定しない傾向にありますので、かかとがアクセルペダルの近くにくるようなイメージで足を置く場所を調整してください。
B減速時【停止位置を見据えて早めにアクセルオフを】
早めにアクセルから足を離すことで、エンジンブレーキが作動します。ブレーキをできるだけ踏まないで減速できるようにしてみましょう。
C停止時【無駄なアイドリングはストップを】
エンジン再始動にかかる燃料と5秒間エンジンを停止することで節約される燃料の量はほぼ等しいとされています。ただし、交差点など運転をしている最中に手動でアイドリングストップをすることによるトラブルも報告されています。交通の妨げになるようなところで無理に実践する必要はありませんが、待ち合わせや荷物の積み下ろしなどで駐停車する際にはしっかりとエンジン切りましょう。
詳しくは、こちら「環境省 エコドライブ|COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。」をご覧ください。